先日たまたまテレビを見ている時にちょうどスタッドレスタイヤのCMが入った。「どこのメーカーだろう」っと思いながら見ていて驚いた。
ナンカン(NANKAN)
だったッ!オレとしてはかなりの衝撃。台湾のタイヤメーカーが日本でスタッドレスタイヤのCMを打つようになったとは・・・・
BSの牙城に切り込んできたナンカン
日本でブリジストンといえば化粧品で言う“資生堂”オートバイで言う“ホンダ”コンビニで言う“セブンイレブン”清涼飲料水で言う“コカ・コーラ”
まぁ良くも悪くもトップブランド。こういう業界のトップメーカーって大体が自ら主導してルールを作ったり海外ブランドの侵入を阻止しようとしたりするもの。
だから今まで日本国内において輸入タイヤを見ることはほとんど無かった。
しかし今、アジアのタイヤメーカー大手が本気で日本を攻めようとしているのかもしれない。
国内メーカーは“価格”で絶対に負ける
ほぼ“半額”!になりますからねぇ。
こうなると国内メーカーは性能勝負になります。だから国内各社は“氷上性能”を謳うんでしょう。
確かに国内メーカーのタイヤと比べるとナンカンタイヤは氷の上では国内メーカーに劣るようです。国沢さんの試乗動画はこちら
でもその他の人たちの試乗記や動画を見ても深雪や圧雪路では何の問題もない事がわかっています。
私たちが思っているよりも性能はよさそうです。
事故原因はタイヤ?
交通事故ってタイヤの性能が原因で起きる事故ってほぼほぼ無いと思っています。
仕事の関係上色々な事故現場を見る機会がありましたが“冬の交通事故の原因”って僕の感覚では
道路のコンディション
によるところが大きいなぁって思うんです。例えば
- 冬の初めや終わりごろのベチャベチャ雪の道路
- 真冬の圧雪路でも天気のいい気温の高い時(-2℃以上の日)
- 交差点付近や一旦停止の辺りのようにみんながブレーキをかけるところ(カンナがけ状態)
こういうのって氷上性能を謳う国内タイヤでも全く太刀打ちできないんですよねぇ。
タイヤはまだまだ“高い”って思う
“生活必需品”って安くなきゃいけないと思いますし国もそういう指導を行います。だから公共料金のような電気やガス、水道などは安いですよね。
そういう意味で光回線や携帯電話は以前から高いと思っていましたが“格安スマホ”が登場したので携帯電話はOK!になりました。次は光回線だが・・・
っとハナシが脱線しましたが(笑)雪国においてスタッドレスタイヤは“ガマン”できるものではないですよね?僕は“スタッドレスタイヤ”って雪の降る地域においては生活必需品の一つだと思っています。
それなのにその辺でいっぱい走ってる普通の車のスタッドレスタイヤをカー用品店で交換してもらおうとすると
¥150,000?
大きな利益が欲しい国内のタイヤメーカーは安い海外のタイヤはハッキリ言って“目障り”でしかない存在なんだと思います。でも時代の流れなんでしょうね。
ちょうど携帯電話の世界に“格安スマホ”が登場したコトにより、キャリア大手3社の料金が下がってくるような現象が
タイヤの世界で起こればいい
D:4純正サイズは無い
AUTOWAYのサイトでスペギア純正サイズ225/80R15で検索しても同サイズのタイヤは見つかりませんので僕は夏タイヤは235/75R15を使ってます。スタッドレスタイヤも235/75R15で検索するといいでしょう。
僕は今年夏タイヤを自分で交換しましたが(その記事はこちら)そうするとタイヤ交換に係る費用は信じられないくらいに安くなります。
磨り減った国産タイヤよりもずっとイイですよ。