ノッキング対策の基本はこまめなオイル交換!今感じてた不具合が一気に全部直った衝撃の原因

燃料添加剤の前にノッキング音聞こえたらオイル交換すべき

セタンブースターを投入してからはエンジン音はだいぶ静か(その記事はこちら)になりました

通常ノッキング音対策のために軽油のセタン価まで気にする必要はないのですが

私の乗る4M402型は特殊な個体のようで

燃料添加剤投入後、また一つ“気に入らない”現象が発生しました。それは・・・

加速した時に“カララララ・・・・・”

ホンの少し、小さな音だがノッキング音のような音が聞こえる

このエンジン普段なら加速の時

“ズゥ~ン”

ってカンジでエンジンルームから聞こえるはずなんですが

なぜか安ッすいディーゼルのような音がわずかに聞こえるようになりました

なので予定よりチョッと早いですが、オイル交換を敢行しました

本当は燃料添加剤の前に行うべきでしたが・・・

今回使うオイルはイスズ純正オイルのベスコ10W-30

DPF対応と言ってもイマドキのエコカー用オイルのようなサラサラしたオイルではなく

けっこうネットリしたタイプです

オイルがオイルの体をなしていなかった

使用済みオイルを抜くためにオイルパンとオイルエレメントのドレンボルトを抜いた時に

異音の原因がわかったような気がするくらいオイルが劣化していました

ジャー・・・・

真っ黒い水のようなオイルが勢いよく飛び出してきたから

オイルがまだ生きていれば、いくらかドロ感が残っているものです

オイルがこういう状態ではピストンとシリンダーの隙間を埋めるには当然役不足だっただろうと想像できます

オイル交換後の感想!新油はイイネ

交換後走行してみたらやっぱり・・・・イイネ!新油は

普通に走っている分には昔通り“ズゥ~ン”だ

ところが田舎の実家に向かう時にまたまた気になるアノ音が!

峠の長い上り坂で・・・・・出やがった!・・・・新油にも係わらず・・・・

オレのスペギアのエンジンはだいぶ消耗してきているのだろうか

そもそもオイルのグレードは品質と値段共に下から順番に

  • 鉱物油
  • 半合成
  • 100%合成

と大きく3つ。ならばカネをかけて“100%合成油”を使えば問題なさそうだが合成オイルは鉱物油に比べて分子の大きさがかなり小さいので

消耗してしまったエンジンには向かない

という意見をショップで聞いたことがある。合成油を使うなら新車の時から継続的に使うべきで、消耗してしまったエンジンには“半合成”がオススメなんだそうだ。

とは言え“維持費を抑えながら永く快適に乗る”コトに誉れを感じるオレとしては(笑)安くて高性能なオイルを使いたい。

10W-30でダメなら10W-40使ってみるか?

っとココで思い出したのが同じベスコの10W-40

このオイル、なぜか10W-30と値段がほぼ同じ。普通“40”になると急に値段がハネ上がるんだが・・・・

以前使ったことはあるがまだまだエンジンが元気だった頃の話。アノ当時はどんなオイルを使っても新油のときは良かったのだ。

オイル交換したばかりだが・・・・・チェンジしてみるか?

10W-40で、ダメなら

ホーニングかなぁ

ノッキング音って言うのは何らかの原因で正常な燃焼ができていないから出る音なんだろうけどその原因は大体

圧縮圧不足

なんだよなぁ。だからオイル変えるとノッキング改善されるんだけど

オイル変えてダメならもうホーニングしかないかも

いくらするのかぁ

後日談|原因解りました!

この記事書いてた頃は解りませんでしたが

この音の正体はなんと・・・

電力不足

でした。僕のスぺギアちゃんは寒冷地仕様車なのでバッテリーが

85D26R2個付きなんですが、この2つの-端子をつなぐいわゆる

わたり

の鉛端子不良のため、ちゃんと端子に接続されているように見えるのに

片方のバッテリー端子と接触していいなかった!

という事実が判明いたしました

なぜわかったのか?というと

たまたまバッテリーを交換しようとした時に

緩めていないのになぜかスルッとターミナルが取れたので

??????

と思い、バッテリーを交換しないでそのままつなぎ直してエンジンかけたら

絶好調ぉ~

だったのです。今はマイナスのわたりのターミナル2個を社外品に交換して乗っておりますが

エンジンと、ついでに電制のミッションも絶好調ぉ~です

年配の整備士の方が言うには、この頃三菱で多用された鉛バッテリーターミナルはそういう接触不良の症状が多く評判が悪かったとか

なんでもっと早く俺に教えてくれなかったのよ

この接触不良改善によって

今まで言葉にできなかった不満や不調がスッカリ改善されて

乗るほどに、走るほどにこの車が愛おしくなるくらい

好きになりました

原因不明のノッキング、パワーダウン、異音、ブローバイ付近からのオイルにじみ、排ガス過多 ウィンカー出した時メーターの電飾がウィンカーと一緒に暗くなる、デジタル時計の表示不良など

こういった不具合がバッテリーターミナル交換で一掃されました

おかげでオイルもきっちり5000㎞もつようになりましたしね

なのでスペースギア寒冷地仕様車乗りは直ちに

-バッテリーターミナルをコ・ウ・カ・ン・セ・ヨ