スペーシアの窓が曇る
先日ニョウボから
「フロントガラスが曇ってしょうがないから何とかしてぇ~」
という依頼がありました。
普段ニョウボの車を運転する事は無いので、窓が曇るなんて欠点があるなんて全く知らなかった。
っていうか欠点なのか?
少し借りて乗ってみると確かに曇る。最近寒くなってきたせいかよけいに曇る。
そこで原因と調査を行った結果、曇りがとれたのでご報告(笑)
曇りの原因はエアコンの設定
スペーシアは標準でオートエアコンだが、オートに任せていてはいけない。
クルマのエアコンにさわらないようでは曇りはとれない。ではどうすればいいのか?というと
特に冬はスペースギアのように手動でフロントガラスと足元に風が当るような設定をする
もうこうれは必須です。そうしないと雲りはとれません。
しかし逆にこうすれば絶対に曇らない。
もう一年中コレでいいのではないでしょうか?
エアコンに付いているフロントガラスに風を送るボタンは押さない
スペーシアにはフロントガラスに風を送ってくもりを防止する機能が付いていますが、初冬の曇り止めにはならないので注意が必要です。
あのボタンを押すと自動的にACが入り内気循環になります。がこの設定では初冬の曇りは絶対にとれません。
外気導入にする
スペーシアはAUTOボタンを押すと必ず室内循環になりますが、コレを必ず手動で外気導入にします。
そうする事でよりいっそう冬は曇らなくなります。
ではなぜ室内循環などという設定があるのか?それは・・・
冷房がより効くようにするため
暑い空気を冷やすよりも、ある程度冷えた空気を更に冷やした方が効果的に冷えます。
つまりクソ暑い夏対策のためですね。
あと僕なんかは大型トラックの後ろ走る時、舞い上がるほこりを車内に吸い込まれることの無いようにするためとか、バキュームカーのニオイをシャットダウンする時とか。
30℃に設定する
エアコンの温度設定を30℃に設定しましょう。
暑すぎるなどと考える必要なありません。温度を下げるのは暑くなってからでいいのです。
窓のくもりを取るのは温風です。でも曇る時は走り出しのエンジンが暖まっていないときが多いのではありませんか?
エンジンが少しでも暖まったら少しでも早く、少しでも暖かい風をフロントガラスにぶつけて上げましょうね。
エアコンACは切るとか
冷房の時に使うACですが冬は手動でOFFにしていいと思います。
普段からコンプレッサー回していると気化熱を奪う時に出る水滴が残っていてその水滴によって、湿度の高い空気が送り込まれて曇りの原因になることもあるでしょう。
ただスペーシアの場合エンジン再始動すると自動的にスイッチが入ったような・・・
どっちだっけ?
最悪の場合は窓開ける
どう操作したらいいのか?わからなくなって、でも走行中だし・・・
どうしよう
っていうときは窓開けましょう。
窓開けて強制的に車内を歓喜すると窓の曇りは取れやすいです。
それでも今どきは(初冬)曇りが取れないかもしれません。
危ないですよね。
そんな時は昔のクルマのようにタオルなどで拭きながら自動車を停められそうな場所に移動してこの記事の通りにエアコンを設定してください。
そうすれば曇りはとれます。
“スペーシアの曇り”に関するまとめ
スペーシアのオートエアコンは完全に
夏仕様
になっているので、秋、冬、春は注意が必要です。夏なら全然問題ないのですが、その他の季節には適していません。
なので夏以外は自分でしっかり調整して使う必要があります。
とにかく曇った時の行動として優先順位をつければ・・・
- 標準のフロントガラスの曇り止めは使わない。
- 吹き出し口をガラスと足元の設定にする(右端のボタン)
- 外気導入にする(内気循環をOFFにする)
- 30℃に設定
- 最悪の時は窓を開ける
こんな感じです。
ひとくちにオートエアコンといっても他社や他メーカーだと、外気温を察知して自動的に
上記のような冬仕様
になるオートエアコンもあります。
オートエアコン全部が曇るわけではないので、よく窓の内側が曇ってお困りの方は参考にしてください。