最近寒くなってきてから“朝一と夕一”のエンジン始動時と走り出しの時の“ノッキング音”が気になるようになったので軽油のセタン価を上げる燃料添加剤を使ってみた。その記事はコチラ
なるほど非常に効果的で良かったが、先日更に気温が下がったら先日オイル交換しているにもかかわらず・・・またノッキング音が出やがった!
やっぱり燃料を変えるだけではダメか・・・・オイルも変えないと。
あぁ・・・やっぱり効果的!
フォアディーゼル投入翌日早朝。気温は9℃と先日と比べるとやや高め。キーをONからセルスタートへ。
チッ・ドーン!(ニヤリ)
エンジン始動よろしく異様なノッキング音も無し・・・最高!
燃料添加剤のセタンブースターも良かったがフォアディーゼルの方が効果が高いような感じ。
どうせ試すなら先にフォアディーゼル→セタンブースターの順がよかったかもしれない。しかしだからと言ってセタンブースターの効果が薄いというわけではない。
今の好調ぶりは“両方あいまった効果”だと思うし・・・使い分けが必要なのかな。つまり
- CX系ディーゼルや200系ハイエースディーゼルなどの高性能ディーゼルのノッキングには燃料添加剤
- 過走行して経年劣化著しい古いディーゼルエンジンにはオイル添加剤
ていうカンジ。
好調の理由はWAKO’S SUPER for DIESEL
まぁ以前使ったことがある。ただその当時は今ほどエンジンがくたびれていなかったので安物オイルの交換時期を早めるだけで朝一のノッキングは回避できた。しかし今回は
- 燃料添加剤にてセタン価は上がってる
- 先日オイル交換したばかり
にもかかわらず“4℃”という朝の環境でノッキング音が出ているので“機械的不具合が無い”という前提条件の中ではオイルの質を変えるしかない。
ちなみにこの添加剤は、新油をエンジンに投入する前にオイルに混ぜ込んでおかなければならない。ところが先日オイル交換を済ませたばかりだ!
でも実は、先日のオイル交換の時“for Dieselを使うかもしれない”と思い、投入する新油の量を少なめ(ゲージの下限ギリギリ)にしていたので、今回は少量のオイルと混ぜてエンジンに投入する事ができた。
添加剤イヤなら油種を変えるか?
30万キロ越えですからもう“安物オイル”ではコンディションの維持が難しくなったのかもしれません。ならばこれからは
- フォアディーゼルを使い続ける
- オイルの高温粘度側が“40”や“50”などのオイルを使用する(SAE10-40など)
- オイルを100%鉱物油にする(分子レベルで一番大きい)
これらのいずれか?または複数採用でオイル管理していかなければいけないのかもしれません。
“コスト”を考えると・・・・10w-40かなぁ。でも10w-40でノッキング音が完全に止まるかどうか?まだわからないわけで・・・・・今の10w-30が無くなってからの宿題かなぁ。
ちなみにこの写真のオイル、高温粘度が“40”なのに・・・・安い。なぜなんだろう。
ちなみに低温粘度が“15w”ですがそれでも“-20℃”まで対応なんで僕の地域だったら真冬でもOKですね。
使ってみようかなぁ
for DIESELとEPS どっちがイイ?
あぁ~よかった!(笑)今回のように、こと“ノッキング対策”に関して“フォアディーゼル”と“EPS”どっちが適切か?僕は迷った挙句にフォアディーゼルを選びましたがどっちも似たようなものではないでしょうか。
フォアディーゼルが:油膜を強化して燃焼室内のコンプレッションを上げる。
EPSが:油膜を形成しつつステムシールやパッキンなどを拡張させてオイル上がりや下がりを防止する
今回僕のエンジンのノッキング音の原因が“経年劣化による燃焼室の圧縮圧低下”によるものだとすればどっちを使っても十分な効果が得られたと思います。
ただフォアディーゼルがEPSに比べて¥500程度安かったのでフォアディーゼルを使いました。
“油膜”という意味ではEPSの方が強力なのかな。
ちなみにこのEPS。チョッと前まで車検屋さんのオイル漏れ対策に使われていました。僕も以前マニホールドのガスケット抜けによるオイル漏れが止まった経験があります。
それほど油膜形成が強いんでしょうね。