U62Tミニキャブのエンジン不調はインジェクターの詰まりだった!燃料ポンプリレーを探せ

「急に馬力が落ちてきた」「吹け上がりが悪い」

今回は原因と思しきインジェクターの詰まりを簡単に清掃した記事です。作業は

燃料の圧を抜く↓

インジェクターを外す↓

パーツクリーナーで吹いてやる↓

インジェクターを戻す↓

ガソリン漏れをチェック

っとなります。

燃料の圧を抜く

燃料系統には強い圧力がかかっているので先ずはその圧を抜かないとインジェクターは抜けません。そこで、ヒューズを抜くかリレーを抜かして燃料ポンプを止めてエンジンをかけてやろうと思いましたが・・・

燃料ポンプのリレーはどこだ?

燃料ポンプのヒューズやリレーを探しかねていたところ

「あれッ!?こういうのって確か・・・」

グローブボックスを外すと見える奥の奥。

確かこういうのが燃料ポンプなどのリレーなんだよなぁなどと思い試しに抜いてエンジンをかけてみたらビンゴ!

ストン・・・・っとエンジンが止まって作業はスタート。

インジェクターを外す

燃料の圧さえちゃんと抜けば簡単に抜ける・・・まぁ多少はドライバーのチカラを借りることもありますが何とかかんとか四苦八苦して抜きました。

なかなか取れなくても相手は何しろプラスチック製なのでムリは禁物。もし本当に取りずらいようならまだ圧かかっているかも知れない。

まぁゆっくりやるさぁ~

って感じでやりましょうね。

インジェクターは錆らしきものが詰まっていた

前から3番目が一番酷かったですね。3→2→1って感じ。

錆ですね。パーツクリーナーで吹いてやると画像のように錆のようなものが出てきます。

やっぱりクルマは乗らないとダメなんですね。

パーツクリーナーで吹いてやる

特別何かするでもなく単純にパーツクリーナーで吹いてやるだけです。

それしかやりようがないので。吹くだけ吹いて逆さまにしてコンコンってやってみたりして取れるごみは全部出し切ります。

インジェクターを戻す

これ戻す前にインジェクターのゴムのパッキンに少しだけシリコンスプレー吹いてやります。

そうすると格段に入りやすくなるので。そのためにもインジェクターを抜いた後はホルダー内のガソリンはウェスなどでしっかり抜いておきましょうね。

ガソリン漏れをチェック

ココが一番大事な作業になりますかね。

ぜ~んぶ終わった後燃料ポンプのリレーのカプラーを差し戻してエンジンスタートします。

助手席シートを外したままちょっとだけ走ってみたりしてガソリン漏れなどがないかチェックします。

まとめ

残念なことに今回の作業で前回のような目が覚めるような改善には至りませんでした。

たぶんタンク内にあるフィルターがだいぶ詰まってきているのかもしれません。

いよいよ手術が必要かもしれませんね。なので今回タンクとインジェクターの間に社外の燃料フィルターを取り付けようかどうか悩みましたが取り付けませんでした。

やはり根本からしっかりやるべきとの結論ですね。

あと今回の気付きとしてインジェクターを外す時は燃料が少ない時にやるべきだと感じました。

じゃないとインジェクターを外した時にいい感じで燃料がこぼれてきます。