「14万キロ走ってる軽バンなのに超静か~」
最近仕事などで使う他人の所有する古い軽自動車などに乗った時に「おッ!?このクルマ、調子いいなぁ」って感じる機会が多くなってきました。
そういう車全てに共通しているのは
厳格に定期的なオイル交換が行われている
という事実。なので今回はオイル交換がいかに大事か?というようなことをお話しします。
なぜリース物件は大人気なのか
中古車市場においてはときどき価格表示板に
リース車両
だったことをアピールしていることがあります。
なぜわざわざそんなことをアピールするのかと言うと
中古車の購入を考えている人の中にはリース車両を狙っている人も多いからです。
人気の秘密は厳格なオイル交換
なぜリース車両が人気があるかというと
リース車両は大体がオイルなどの管理がシッカリなされている可能性が高いので、走行距離が多い割に
機関の調子がよい車両が多く、走行距離が多少多くても長く乗れるクルマが多いからです。
なのでリースのクルマは海外へ輸出しているバイヤーからも大きな需要があります。
超高性能エンジンも潤滑は50年前と同じ
現代のエンジンは各部品の加工技術向上により
「慣らし運転はいらない」
と、言われるほどになっていますが
新車のエンジンの静粛性脳や出力を維持するために大切なのは
燃焼室の圧縮圧です
シリンダー内が完全に密封されることによって正常な圧縮圧の燃焼室が作られます。
その圧縮圧を維持するために必要なのが
ピストンリングとシリンダー内を摩耗から守ること。
そのために必要なのがエンジンオイルなんです。
エンジンは過酷な環境で動いてる
現代のエンジンは低燃費とクリーンな排ガスの両立を強いられています。
そのためにアイドリングはノッキングを起こさないギリギリまで下げられ
あらゆる回転数で適切な空燃比が求められている分
昔の緩いエンジンよりもオイルは過酷な仕事をやっているので
オイルの早期交換でピストンリングとシリンダー面を守ってあげる必要があると思います。
金属はひとたび擦り減ったら元には戻らない
長い使用によってシリンダー内は綺麗に均一に擦り減っていくわけではありません。
ススや吸気時の異物などによってシリンダーの一部に傷が付くこともあります。
そこから圧縮空気が抜けてメーカーが想定している圧縮圧にならないでしょう
するとノッキングなどが起きてステムシールやプラグ、燃焼室全体の劣化、破壊などにつながっていきます。
順調な交換は好耐久へ続く
今どきのエンジンは神経質なエンジンだけど、あたり前の事をシッカリやるだけで軽トラでも20万キロを狙える。
むかしは「オイルなんて入ってりゃいい」なんて言われたこともありましたが
今は消耗品とわりきって、きっちりオイル交換しながらクルマの高性能を長く楽しむもののようです。
では実際にどこでオイル交換をすべきかと言うと、今はガソリンスタンドに行ったときに行うのがもっともお手軽で安いオイル交換ができるようです。何のことはない
「オイル交換お願いしたいんだけど」
って言えば給油感覚でオイル交換してくれます。オイルは切売りで十分!大切なのは短いサイクルの定期的な交換です。