最近の悲惨な交通事故の報道を見るにつけ「やっぱり自動車自体が危険を回避できるようじゃないと・・・」っと思ったので日本の独立行政法人自動車事故対策機構JNCAPのサイトを覗いて見て思った感想です。
どのメーカーが秀逸か?わけわからん
このJNCAPの“予防安全性能評価”を見ると色々な車種のテスト結果が見れる。が
一概にどのメーカーが優れているのか?判断するのは不可能でした。
なぜなら同じメーカー同じ装置を使っているにもかかわらず車種によって差がある。
例えばホンダのCR-Vは最高レベルの評価なのにオデッセイはもうひと頑張り欲しいところ。
何が違う?
独立行政法人だから?
独立行政法人ってよくわからないけど予算は政府から出ている。ってことはエライさんは国交省の天下り。従業員は公務員並み。
特段大きな不手際も無い民間企業をランク付けするのには慣れていない。
ましてこんなご時勢。各メーカーの優劣をハッキリさせてしまうと爆売れしたり潰れてしまう可能性高し!
ある意味責任重大です。怖すぎて判定付けれない。
装置の性能よりも“特徴”で選ぶと吉かも
各メーカーの安全運転支援装置のページを見てみるとそれなりに各メーカーごとに特徴があります。例えば
前車追従装置はトヨタだけ停止してもその後勝手に走っていきます。ホンダは対人に対して敏感で自動駐車装置あり。日産・三菱も自動駐車と確実性。スバルは2カメラならでは確実性と自動追従の舵取り装置はあえて弱めに(ハンドルから手を離さないように)してある心づかい。マツダは斜め後ろの死角の車両を教えてくれたりライティングがもの凄く充実。
各社それぞれにアイデアたっぷりの装置になっています。
トヨタと日産が第二世代へ突入してます
2019年5月21日時点でトヨタと日産が第二世代へ突入しています。(今のところトヨタはアルファードとベルファイヤのみ。日産はスカイラインから順次?)
主な特徴はトヨタの場合今まで不可能だった
夜
の対応。対応速度も倍ぐらいに跳ね上がってますが夜に対応できたのは大きいです。それとこの記事を書いている最中に今CMやってる日産の場合は半自動運転。ナビに目的地を入れると半自動運転が始まる。
他のメーカーも続々第二世代へ突入するのかもしれません。
日進月歩って本当ですね。車変えるならもう少し様子を見ましょう(笑)
高齢者が免許証返納以外でできること
最近は高齢者が交通事故を起こすと「もういい歳しているんだから免許証返納すれば?」って空気になりますが
返納できない人も大勢います。
だったら万が一の時の被害を最大限抑止できるこういった安全運転支援装置の充実した自動車に乗った方がいいですよ。今なら軽トラでも支援装置付いてます。
あの池袋や鹿沼のような悲惨な事故が、もしこういった自動車だったら・・・って、つくづく思います。
保険入ってるか?
あと保険ですね。よもやとは思いますが“任意保険”に加入していない方はいませんよね?
高齢だろうと何だろうと万が一の時、被害者に対してしっかりとしたことができるように、自動車を運転する以上保険に加入するのは“お約束”です。
僕はこの任意保険がなぜ“任意”なのかわかりません。いっそ車検の時に、または免許更新の時に、強制的に加入させるようにした方がいいと思います。この世の中“やった者勝ち”で、やられた方が泣き寝入りする事が非常に多いんで。
車検受けろよ
あと車検ね。「カネが無い」なんてフザけたコト言ってるんじゃないッ!俺も昔車検切れの車にぶつけられたことあったけど、アイツ・・・土下座してた
金髪ロン毛の若い奴が「車検切れてて・・・お願いですから警察を呼ばないでください(涙)・・・」って!
あの時俺は特別ケガ無くて車さえ直してくれればよかったのでOKしたけど普通はオレみたいに
簡単じゃない
まして大ケガしたり死んだりした時にそんな奴は全然責任なんて取れなくて、こっちが誰か代理人立てて取り立てかけてもそういう奴はサッサと“離婚&破産宣告”しちゃって
「無いものはありません。何かもっていけるものがあれば何でもどうぞ」
って開き直っちゃってこっちは泣き寝入り。こんな事案、結構あるんじゃないかな。
亡くしてしまった命は取り戻しようはありませんがせめて
お金くらい払いましょうよ。
外車の方が安全かも
これからは日本車も第二世代突入でかなり期待できるけど外車もなかなか凄い。特にボルボやベンツね。
ボルボは轢かれた人のダメージ減らすエアバッグやベンツなんか運転中運転手が意識を失ったら
ハザード出して左に寄って停車するらしい。スゲー!
今の国産車のスペックを見ていると明らかに人や自転車には鈍いし夜や雨、雪など悪天候の時は使い物にはならない。
でもそれらを克服できそうな第二世代の支援装置が出てきた。本当に楽しみです。
あとは後付けの支援装置だなぁ~・・・