今までたまたま入手したタイヤとホイールをテキトーに使いながら足回りの整備をして自分の追い求める操舵感と乗り心地を追い求めてきたが結局とどのつまり
純正タイヤが一番ではないか?
と、ようやく考えるようになりオークションサイトで純正に近い社外アルミホイールを見つけ格安で購入。
そして以前から興味のあった“アジアンタイヤ”を思い切ってAutoWayで購入!(純正サイズが無かったのでHIFLY HT601 235/75R15 109H XLを購入)
そのタイヤとホイールを自分で組み付けて走行してみると・・・・あぁこれだ・・・・これなんだよなぁ~・・・・今までずいぶん回り道してきたちゃッたよなぁ
見事なハンドリングと静粛性!
静かです!今まで使っていたBSデューラーは非常にうるさく走行中は“ゴワゴワ・・・・”と鳴っていましたが、それらの音が一切無くなりました。その他にも
- 道路の勾配にハンドルが取られなくなった(特に左側へ)
- カーブの時のハンドルの“はねっ返り”が弱くなった
- ハンドルを目一杯切った後確実にキチンと戻ってくる
道路ってだいたい左側に勾配がついてるせいか?常に左に行きたがる感がありましたが今は無くなりました。
これらの効果はおそらく“オフセット”が関係していると思います。
スクラブラジアスは“純正”が望ましい
スクラブラジアスとは“仮想キングピン位置と接地タイヤの中心点との位置関係です。イメージ的にわかりやすいのはこちら。挙動に関してはこちらが参考になります。
結局僕は今まで“ホイールはボディーギリギリまで外側にあった方がカッコイイかも”と言う理由だけでオフセットの小さいホイールを使っていたのですが(純正6J+33だが先日まで7J+25)それがいけなかった!
仮想キングピン位置よりも接地タイヤ中心点が外側にあると
- ハンドルが重くなる
- サスペンションが路面の凸凹を吸収しにくい
- ブレーキング時アーム類に負担がかかる
などの害があるそうです。その上タイヤは磨り減ったBSデューラー!コレではどんなに足回りの整備を施しても満足できる乗り心地と操舵感を得られるはずが無かった!
そこへ純正に近いホイール(純正+33だが現在は+30)に新品のオンロードタイヤに変えたもんだから・・・・・こんなに変わったのか。
アッパーアームの損傷は社外ホイールのせい?
今年の春に“異音の出所”として疑っていたアッパーアームを交換したら飛躍的に乗り心地が改善された!というまるで“事件”のような出来事がありました。その記事はこちら
その時に外したアッパーアームは明らかに動きが悪くイカれていました。
今にして思えばこの車に適合しないホイールを使い続けた結果だったのかもしれない。
ホイールのサイズ変更はオフセット厳守!
やっぱりスペースギアだけに車高上げてデカいタイヤを履かせたいところですが
“永い使用”
という事を考えると“スクラブラジアス”という項目を考慮しつつ上手に車高を上げたいところです。
少なくとも僕のように純正車高にテキトーなホイールを履かせていると満足できない操舵感のまま大切なクルマを壊しちゃう!
でも純正以外のホイールを使わない方がいいというわけでは無く、同じ車高ならオフセットだけ守ればいいと思うんですよ。
オフセットって結局“ホイールの中心から取り付け面までの数値”ですから大きなホイールを使おうがインチアップしようが
オフセットが+33で外径が同じタイヤならスクラブラジアスに変化は無いはずだから。