前から来ても後ろから来ても眩しすぎる
夜、勤務を終えて走行していると目に刺さるように感じる眩しさ。言わずと知れた
LEDヘッドライトの光。
現在販売される車のほとんどにLEDヘッドライトが採用されているようです。
並走、後続、または対向してくる車のほとんどがLEDヘッドライトの現在ですが、ときどき
ず~っとHighビ~ム!
って感じのやたら眩しい車がいます。
そいつが社外LED装着のクルマです
社外LEDは正しく光を射出できない
マルチリフレクターヘッドライトは電球内のフィラメントの位置を光源として設計されています。
それなのにフィラメントよりもはるかに大きく、位置も違うLEDユニットの光源が
ハロゲンバルブ用マルチリフレクターヘッドライトから正しく光を射出できるはずが無いのです。
なぜHIDは換装可能だった?
このサイトでもスペースギアのHID化を記事にしましたが
HIDのバーナーは発光点がフィラメントと似ているため(むしろフィラメントよりも小さい)
発光点の位置を揃えてやるだけでマルチリフレクターヘッドライトの性能を十分に引き出せるんですね(このサイトでは発光点が正確に再現されている日本製HIDをお勧めしています)
今どきのハロゲンライトは明るい
現在のマルチリフレクターヘッドライトは目覚ましい進化を遂げていて
フィラメントから発生した光を無駄なく全ての光が制光されながら路面に飛び込んでいます。
そのため照らし出された路面は非常に明るく雨の日でもしっかり路面が見えるわけです。
そんなに社外LEDがいいですか?
純正LEDならともかく社外の安物LEDは、前から見たほど路面は明るくは無く
LEDとしての寿命前に装置の故障ですぐに切れ
冬は点灯してても雪や氷が全く解けない
乱れ飛ぶグレア光で周囲の顰蹙を買い“あおり運転”を誘発させる。
それでも使い続ける理由は僕にはわかりません。
社外LEDは近い将来淘汰される
近い将来上記のデメリットに
車検が通らない
という項目も追加されます。
今までの車検ではロービームで光軸出ない車はハイビームで光軸OK出していたそうですが
全国の車検場にヘッドライトテスターが装備されたことでこれからは
ロービームのみで(平成10年9月1日以降に製作された自動車)で光軸チェックされて
しっかり光軸出ないとヘッドライト交換などの対応が迫られるそうです。
更には2024年10月からOBD検査が追加されますが
その際社外品が装着されているとエラーが発生して車検が通らないという憂き目にあう可能性もあります。
光軸不良は当たり前
ハロゲンバルブ用のヘッドライトに社外のLED入れたらあちこちに光飛ぶのは当たり前。
制光なんてできるわけがない
同車種のLEDヘッドライトごと交換すればいいのにその辺の安っすい中国製のバルブ装着するから
整備不良車が大量生産される
実用主義でお願いしたい
たぶん社外LED使っている人の中には
純正ハロゲンランプよりも明るいかもしれないと思って使っている人も多いと思う。でも
そんなことは無いということはお伝えしたい。
LEDはハロゲンやHIDとはそもそも光量が違うと思う。
特にHIDは発光方式が違うので非常に強い光を発するので濡れた路面も見事に照らし出す。
それでいて発光点がハロゲンのフィラメントと全く同じ国産HIDはハロゲンライト用のマルチリフレクターヘッドライトにポン付けしても
グレア光少なく他車から顰蹙を買うことは無かった(体験済み)
LEDよりHID
単純に明るくしたいなら
ハロゲンライトからLEDバルブに変えるよりも国産HIDをお勧めします。
6000k以上を選択すれば青っぽくなってきますし
光量のわりには対向しても眩しくないし
ぬれた路面もくっきり映し出してくれるので安全性という面でもいいと思います。
うん、LEDは純正に限りますね。