今回はスペースギアっていうよりもスタッドレスタイヤ全体に関する僕の知見による古いスタッドレスタイヤで大丈夫か?っていうお話しです。
「自分のスタッドレスタイヤはもう古くて使い物にならないんじゃないか?」
「買ってから3年以上経過しているからもう買い替えなきゃいけないんだろうか?」
そんなふうに考える一方で
「もったいないなぁ」
って思ている方も多くいらっっしゃると思います。
今回の記事はそんな風に考えていらっしゃる方の参考になればいいなと思って書きました。
古いスタッドレスはもうダメなのか?古いと性能は劣化する。しかし
昔は「スタッドレスタイヤは2年使ったら交換した方がいい」
って言う人、けっこういました。僕も若い頃は周りの人にそう言われてまだ十分山があるにもかかわらず新品に交換していました。
でも、スタッドレスタイヤが3年目以降は効かないって本当でしょうか?
タイヤは製造された瞬間から劣化が始まる
そりゃタイヤなんて1年でも新しい方がイイに決まってます。
物には経年劣化ってもんがありますからね。製造された瞬間から劣化は始まっています。でも、実用レベルで
「危ないッ!」
て感じるほど劣化するものでしょうか?
今8年落ちのスタッドレスタイヤ使ってまぁ~っす
僕が今スペースギアで装着しているタイヤはダンロップのSJ6。このタイヤ実は・・・もう8年落ち
今回このスタッドレスタイヤの溝が五分山近くにまでなってきたので「そろそろチェンジしようかどうしようか・・・」迷いましたが、結局今も使用しています。気になるのはその性能ですが僕的には・・・
何も問題無し
今年は11月に結構な雪が降りました。タイヤ交換は12月になってからやろうと思っていたので凍結路や雪道を夏タイヤでソロリソロリと走行していました(恐怖)が、堪らずスタッドレスタイヤに交換した時は
「おおッ!素晴らしいっ!」
って感じました(笑)8年落ち、5部山のスタッドレスタイヤが雪道で
僕に大きな安心感を与えてくれたんです。
僕にとって必要なタイヤの性能とは
私は雪国での生活が長く、外出先も
- 自宅⇔事業所
- 自宅⇔田舎の実家
- 事業所⇔田舎の実家
まァほとんどこのパターン。飽きるほど同じ道をいつも同じように走っています。
しかも雪道はかなり“攻め”の運転を楽しむ方なんで(^_^.)スタッドレスタイヤの効きに変化があれば
- ブレーキ
- コーナリング
- スリップ
- クルマの挙動
などでスグにわかります。
メーカーは10年って言ってる
ネットで「タイヤ 寿命」
で検索するとタイヤメーカーや販売店では寿命に関して
10年
っという見解のようです。対応年数10年に明確な根拠があるわけではないようですが
10年使ったらいい加減に交換しましょう。ということのようです。
ただし以下のような状態に一つでも当てはまるならすぐに交換した方がいいでしょう。

- プラットフォームが出てきた
- 側面にヒビが出てきた
- ゴムが硬くて弾力性がない
このタイヤがまだ大丈夫って言える根拠
僕が今のタイヤを“大丈夫!”って思える根拠は
“プラットフォームよりも溝があり、ヒビが無く、ゴムの弾力性があり、いつものカーブをいつものように曲がれて、いつもの交差点をいつものように止まれる”
ので大丈夫!という判断なんです。
そりゃタイヤメーカーのCMのように、片や新品スタッドレスでこっちが8年落ちのスタッドレス。で、氷の上で急制動から何メートルで停車するか?
なぁ~んていうテストをされたら新品に負けるかもしれませんが、8年落ち5分山のタイヤでも常に雪道を過激にトレールしている僕を今年も超~ヤル気にしてくれる性能を見せてくれるんですね。
何年落ちのタイヤか?よりも、もっと厳しく考えた方がいいのが
スタッドレスタイヤの空気圧と保管方法
ではないかな?って思います。人それぞれ
- 何年目のタイヤか?
- どこのメーカーのタイヤか?
なんてことはかなり厳しく意識しているようですが、OFFシーズンのスタッドレスタイヤの保管方法や空気圧を普段から気にしている方ってあまりいないように感じます。
特にスタッドレスタイヤの場合
「雪道なんだから空気圧なんてそんなに神経質になる必要ないでしょ?」
と考えているんでしょうか?( ´∀` )僕は逆だと思うんですよね。
だってアスファルトの路面なら木の車輪だろうがプラスチックの車輪だろうがそれなりに走るでしょうけども
雪道はスタッドレスタイヤでしか走れませんからね。
ならばそのスタッドレスタイヤが最も性能を発揮できるコンディションを作ってやることが無事故への近道だと思います。
冬になると空気圧のチェックをしなくなったり、タイヤ交換後の保管をテキトーにやってしまうのは
単にめんどくさいからじゃね?
ガソリンスタンドで明らかに空気圧が下がってベッチャリつぶれたタイヤで燃料入れてる奴見ると
フフッ
って笑っちゃいます。教えてあげたいけど大きなお世話になったら嫌だし(笑)
知らないって本当にかわいそうですね。
メーカーは売りたいっ!でも勘違いするなッ-2℃の罠とは?
そもそもスタッドレスタイヤが2~3年しか持たないなんて誰が言い出したのかはわかりませんが
メーカーにとっては大変都合のいい話です。
2~3年で交換した方がいい
交換した方がいいとは言ってますが、2~3年でダメになる!とは誰も言ってませんよね?(笑)誰もウソは言ってないわけです。
12月になってタイヤを交換して「よぉ~し!タイヤも交換したし、いつ雪が降っても大丈夫だぞぉ~」
って勇んでる中、まんまと雪が降っていざ出動した時にズルンッって滑って「うわぁ~・・・やっぱり買い換えないとダメかぁ~」
って考える人って多いのかもしれませんが、そもそも冬に突入したばかりの12月にスタッドレスタイヤの良し悪しを計るのはムリだと思うんです。その理由は・・・
べちゃべちゃ雪が超危険
気温です。
私の地域の場合12月は大体-4℃~4℃くらいで推移します。
実はこのくらいの気温で道路に雪や凍結が残っている状態が最も滑ります!なぜか?
雪と水が入り混じっている道路は水の上を走るのと同じだからです。
特に-2℃~0℃くらいの時がそうなんですが
氷の表面が凍り切っていないというか、タイヤが圧着した瞬間接着面の雪が溶けるような現象で
驚くほど滑ります。この現象は新品のスタッドレスタイヤとて同じです。
ところが-4℃以下の気温になると滑らないんですね。基本スタッドレスタイヤは気温が低ければ低いほどよく効きます。ま、この辺は歩く時と同じです。
なのでわりと暖かい12月は新品タイヤでも滑るので「タイヤが古いから滑るのか?」っと感じてあわてて買い換える必要は無いと思うわけです。
雪道を果敢に攻める私でもこの-2℃という気温の時はかなり警戒しますし実際交通事故が多発するのもこんな気温の冬の入りと終わりです。
みんなスタッドレスタイヤを履いただけで安心しちゃって、冬の暖かい日が非常にヤバいことを知らないのかもしれませんね。
10年落ちのスタッドレスタイヤですが大丈夫でしょうか?
ここまでお話しするとそういう質問がきそうですよね(笑)
大丈夫かどうかは先にも言いました次の3点がポイントです。
- プラットフォーム
- ヒビ割れ
- ゴムの柔軟性
これらのどれか一つでも引っかかるようなら使用しない方がイイと思います。
どんなタイヤでも乾いた路面をソロリソロリと走るなら大丈夫でしょうけども
僕はタイヤって燃料やオイルと同じ消耗品だと思っているので
早めに見限った方がいいと考えています。
どんな環境だと長持ち?
せっかくのタイヤをできる限り長持ちさせるにはとにかく
“直射日光を避ける”
これに尽きます。僕は保管しているタイヤにカバーなどかけませんが、四六時中365日決して直射日光の当たらない場所にタイヤを保管していますし
普段駐車している事業所の駐車場は偶然ですがあまり日光が当たりません(^^)
最もゴムを劣化させるのは日光ですからねぇ。できるだけ日光に当てないことがタイヤを長持ちさせる方法ではないかと思います。
ちなみに昔両親が乗ってた乗用車のスタッドレスタイヤは11年落ちでも全然大丈夫そうでした!
しかしさすがに気持ち悪いので交換しましたが、普段ウチの親はクルマを
ガレージに入れてシャッターを閉めているので、よけい劣化しなかったのかなぁと考えています。
注意深い運転と譲り合い
結論!スタッドレスタイヤは、ある程度の品質を保てていれば
多少古いタイヤでも空気圧をキチンとチェックしていれば大丈夫だと思います。
冬の交通事故の原因ってほとんどが“タイヤ”ではなく
“不注意”
から起きているという事実がそれを物語っていると思います。ではどういったコトに注意すべきでしょうか?
- 速度
- 歩行者や自転車の早めの発見
- 停止位置に対して早めブレーキ
- 朝夕軒先の雪払いをしている人
- 暖かい日やベチャベチャ雪
- 信号の変わるタイミング
- エンジンブレーキの利くギヤで走行
コレら以外に最近もう一つ付け加えさせてもらいたいのが
- 後続車への配慮
クルマを運転している人は皆それぞれ全く違う“都合”で運転しています。自分だけの都合による“わがままな運転”では後続車をイライラさせてしまい、結局イマドキ騒がれている
あおり運転
を誘発させてしまいます。そこでもし、自分の後ろに複数台のクルマが行列を成しているようなら追越しやすそうなところで
左ウィンカー(またはハザードランプ)を出して左側に寄り減速して後続車をやり過ごしてください.
カーブの手前や交差点の近くではなく、見通しのいい直線がいいです。
そうすることで速く走りたい人は速く走れますし自分はのんびり運転できます。
あおり運転も起きようがありませんよね?
その廃タイヤ・・・売れるかも
新品のタイヤに交換してもらうとショップの人が
「古いタイヤを1本300円で処理しましょうか?」
って言ってくるかもしれませんがタイヤによってはその廃タイヤ
売れるかもしれませんよぉ~
何かわからないけどタイヤやホイールを山のように積んでいる業者、その辺に結構いるじゃないですか。
ああいう業者がガソリンスタンドやカー用品のショップ、修理工場やディーラーなどを周って古タイヤを買い集めて外国に売り飛ばしているんですね。
ですからタイヤ交換をしている業者はいいもんです。お客からは古タイヤの引き取り代をもらい業者からもお金を受け取る・・・いい商売ですね。
どんなタイヤでもいいわけではありませんが
- ヒビが無い
- 五分山以上山が残ってる
ならあぁいう業者に持ち込んでみてもいいかもしれません。1本大体¥500~¥1000程度で買ってもらえると思いますよ。
タイヤと言えば・・・最近こんなことがありました
先日親類から頂戴したKSP130ビッツのオイル交換をしにカー用品店を訪れた際にピットの若いスタッフから
「タイヤの内部のワイヤーの一部が切れている上に13年落ちのタイヤで、非常に危険な状態なので今すぐに交換する事をおすすめします」

と言われました。タイヤの側面の一部がプクッと膨れているのは知っていました。紛れもなく中のワイヤーが切れているのです。
当然危険な状態なので、整備士としてそこを指摘するのは当然だと思います。でもそのあと・・・
「こちらのタイヤは工賃込みでこの金額(会員値引き無し)格安タイヤの方は今月中で無くなります」(この時すでに月末)
っと言いながら工賃込み値引き無しの見積書を渡されました。
13年落ちのタイヤでした
プクッとみみず腫れみたいに膨らんだ僕のタイヤ。
ワイヤーが切れても不思議無いです。このタイヤ、お義父さんがKSP130ビッツを購入した時のタイヤなんで13年オチなんですね。
この現象、軽トラでも経験済みです。やばい状態なのは間違いないですが
私がその用品店の工賃無料の会員でもあるにもかかわらず工賃やタイヤ代の値引きが一切無く
一本でいいのになぜか4本セットでなければならず
翌日以降になると安い方の輸入タイヤは無くなっているかもしれない・・・
という今どきの大規模店舗のワリには明らかに人の弱みにつけこんだ残念なセールス
「この若い人たちはみんなこんなことをやらされているのか・・・」
っと悪徳訪問販売級の説明を聞いているうちに説明している奴がかわいそうになって
「!・・・・わかりました。でも僕は結構ですので・・・」
と、丁寧にお断わりして静かに店を後にしました(その後修理工の友人とこの話題で盛り上がりました)
「今すぐ値引き無しのタイヤを工賃有料で4本交換しないと死にますよ」
と恐怖感をあおって、タイヤを高価で購入させる店舗スタッフのセールスにがっかりしたんですね。
知らない人はいない大きなカー用品店の従業員でしたが、会社からそういうふうにして
「客に商品を売りつけろっ!」
って教育されているんでしょうか。私はそんなセールスやっても反感かってお店の格が下がって結局は
お客様が離れるだけではないかと思います。
25年前にこの用品店のいい加減な仕事に怒り爆発してから以降全く行っていなかったんですが
格安の切り売りオイルでオイル交換するために本当に久々に来ましたが・・・
「やっぱり行かなきゃよかった」
そんなふうに思った出来事でした。