今朝の気温は4℃。結構冷え込んだ。こういう寒い日はコールドスタートが効くから始動性はイイ。問題はその後!
“ガガガガガ・・・・・・・”
5分程度暖機して走り出そうとアクセルペダルを少し踏んでも
“ガガガ・・・”
走行中少し加速しただけで“ガガガガ・・・・”
15分か20分くらい走行して車内もホコッと暖まる頃には出ないんですけどね。
ノッキングの原因って・・・・何?
自動車のエンジンで言う“ノッキング”は“異常燃焼”の事を言うんだそうです。正常じゃない燃焼によってああいう音が発生するみたいです。一般的には
- ガソリン車の場合は燃焼が早すぎる
- ディーゼル車の場合は着火が遅い
とノッキングを起こすんだそうです。そこでガソリン車の場合は引火しにくいハイオクガソリンを入れるとノッキングしにくくなるんだとか。
そしてディーゼルの場合は着火しやすい燃料を入れれば、または着火しやすい環境にすれば改善できるんだそうです。
ガソリン車とディーゼル車って症状は同じでも原因と対策はまるで逆なんですね。
30万キロ超のディーゼルエンジン
- 気温が10℃前後の時はノッキング音は無かった
- 急に5℃前後まで冷え込んだら出るようになった
- 既に市販の清浄剤を燃料に添加してクリーニング中にもかかわらずノッキング音が出る
- 完全に暖まるとノッキング音は聞こえない
これらのことから考えるに以前から警戒していた“バッテリーターミナルの接触不良”ではなく(ターミナルの場合エンジンが暖まっててもノッキング音が出る)
“エンジン内部の消耗による圧縮不足”ではないかな?と・・・・思いました。
ピストンが熱膨張してやっと本来の圧縮圧を得られている・・・・
バッテリーターミナルの接触不良ならばエンジンが暖まっていてもノッキングが出ます。今はエンジンが完全に暖まっていればノッキング音は出ないのですから。
オイル添加剤か?燃料添加剤か?
物理的に磨り減ってしまったものはしょうがありません。ならば容易に交換可能か添加可能なもので対処するしかありませんね。今僕の頭には
- ワコーズEPS
- セタンブースター(セタン価向上剤)
の二つが浮かんでいます。ワコーズで燃焼室の密閉性を上げるか、セタンブースターで軽油のセタン価を上げるか
費用の安いのはどっち?
もしかしたら来年の春までズッと使う可能性があるので費用の安い方がいいですね。
そこで1km辺りいくらか?チョッと計算してみました。
ワコーズが¥2462でオイル交換は2000km毎だとすると
1km辺り=1.231円(5000km毎だと¥0.4924)
セタンブースターが1ℓ¥2000。で、軽油20ℓ辺り20ml使用するとして
一缶1ℓで8000km走れるので
1km辺り=0.25円
数字の上ではセタンブースターに軍配が上がりますが・・・・セタンブースターだけでノッキング音が止まりますかねぇ
“清浄剤”では超えられなかった
ここ最近7~8℃まで下がるようになったらノッキングが気になるようになったので今ちょうどノッキング対策にSTP使ってましたが更に急に5℃近く下がったら
STPでは物足りなくなりました。
ワコーズとセタンブースター、いずれかで改善できればいいのですが、もしかしたら両方使うことになる可能性も・・・・・
う~ん・・・昔は真冬に何も使わなくてもノッキング音なんて聞こえなかったんだけどなぁ
人車共に歳取ってきましたからねぇ
オイルを変える
ここんとこ何年も安いマルチグレードの10w-30使ってきましたからね。これを冬期間だけ粘りのある10w-40とか5w-40、又はそれ以上にするってのもアリでしょうね。
ただ“費用”の面からするとどうするのが一番いいのか?ってコトなんですよねぇ僕の場合。だから
最も費用がかからなくて効果的!
な方法を模索すると、コトがノッキング音だけなんで先ずはオイルにしろ燃料にしろ“添加剤”を試してみたいんですよね。
スペースギアは静かなクルマ
ディーゼルエンジンってうるさいイメージがあるかもしれないんですけどこの車はアイドリングこそ多少うるさいですが走り出すと凄く静かなクルマです。
昔同乗した女性から「この車ってガソリンエンジンなんですか?」って聞かれたことがあります(*^_^*)その女性の旦那さんが実は同じ後期スペースギアDTに乗っていたのですが結構うるさかったみたいで
僕のクルマを「ガソリン車なのかな?」って思ったようです。
停車時こそ“カラコロ・・・・”といってますが(実はあれもノッキング音!)イザ走り出すとガソリンか?ディーゼルか?判定しづらいのが4M40ってエンジンなんですけどね。本来。
ついこの前まで“あの頃”のようなカンジだったのになぁ
“セタンブースター”使ってみました
その後セタンブースターを使ってみました(その記事はこちら)
なかなか効果的でしたがノッキング音の消滅という意味では・・・・完全ではありませんでした。そこでその後ワコーズのフォアディーゼルを使い(その記事はこちら)
やっと消滅!
やっぱり古い上に走行距離もだいぶ伸びてきましたからねェ・・・・
しょうがないか