STPの燃料添加剤を投入してインジェクターケアを始めてからだいぶ走ったな。800kmくらいか。
エンジンはすこぶる快調!ただ時折以前の面白くない始動になる時がたまぁ~にある。
回数の問題ではない。1度でもあればそれはまだどこかによろしくない部分があるというふうに考える。
そこでエンジン始動に関わる重要な部分といえば・・・・グロープラグ!
グロープラグを外してみる事にした。
グロープラグ緩んでる?
インタークーラーを外しコネクションプレートを外し一番奥のグロープラグに12mmのロングソケットでグロープラグを折らないようにグイッと回すと
フニャ
と言う感じで全くチカラがいらないほど簡単に回ってしまった!次の3番目のグロープラグも同様だった。2番と1番は予想通りの硬さだったが・・・・
もしかして不調の原因はコレだったのか?しかし辺りに圧縮抜けによる汚れのようなものは確認できない。
外したグロープラグを4本並べてみた。ビックリするほど真っ白!たぶん非常に良く焼けている証拠だと思う。
普通死にかけているグロープラグは真っ黒いすすがビッシリ付着しているから。
でもそれにしても・・・・・・白過ぎる。何だろう・・・・燃料添加剤の影響か?
一応バッテリーを使って赤熱させてみた。どれも問題なく赤熱する。問題無しとして復旧。
ド素人DIYはこれだから・・・・ナ
3番と4番が緩んでいたのは明らかにド素人DIYのせいだろう。何しろ正しい締め付けトルクも知らないで何の裏づけもない“勘”で作業しているんだから。
でも普通ディーゼルエンジンのグロープラグってほぼほぼ交換しない部品なんだけど4M40に限っては残念ながらそうではない消耗部品の一つ。
あまりに締め過ぎて“取れなくなった!折れた!”などというトラブルになるくらいならむしろ“適度にゆる目”の方がオレはイイと思う。“圧縮抜け”を起こすようなら“増し締め”すればいいだけのこと。
他車では25Nmとか決まっているらしいが俺は今回も勘でいつもよりも少しキツ目に締めときましたよ・・・エェ
トルクレンチ使えよ
そういうコトですよね(苦笑)どうせトルクレンチ使うならタイヤ交換にも使えた方がいいので大体20~120Nmくらいで締め付けできるタイプでいいかなぁ。
あんまり大きいタイプにしちゃうとグロープラグや各種センサー類のとき使えないとイヤですしね。
さっきは「増し締めすればいいだけの事」と言いましたがグロープラグを増し締めする時はコネクションプレートを外さなきゃいけませんし・・・
エンジン始動どうなった?
朝一やエンジンが暖まっている時は変化無く調子イイが問題は中途半端に冷えた時や夕方の帰宅時!
端的に言えば良くなった・・・・プラシーボ効果ではないと思う。燃料添加剤を投入しているとは言え余熱時間が足りなかったりすると息つぎするような・・・というかシリンダーそれぞれに火が入るのがバラバラというか・・・
今は“チッドーン”という感じ。満足です(笑)
やっぱグロープラグの緩みは関係あったんだろうな。
しかしグロープラグの発火実験で思ったんだけど、グロープラグそれぞれの発熱スピードが若干違う!
つまりシリンダーごとにエンジン始動OKの状態に到達できる速度が違うということだとすると・・・予熱が足りない状態でクランキングすると結局以前の気に入らないエンジン始動になってしまう可能性もあるわけだ。
新品のグロープラグ・・・・欲しいね。
まぁエンジン始動もパワーも復活したし・・・・・そろそろ燃料添加剤使うの止めようかな。
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