元々“ばくぅ様のサイト”を参考にして噴射ポンプの補正抵抗カプラの配線に割り込ませた配線を車内に引き込みフォグランプのスイッチの横にもう一つスイッチを取り付けてON→OFFできるようにしていた。しかしON状態(直結)だと馬力は上がるがアイドリング回転が10秒程度のサイクルで上下する(わずかだが・・・・)
「直結(抵抗“0”)が悪いのか?」っと思い古いラジオのボリュームを使って抵抗値を変えられるようにしてみた。
調整範囲が・・・・狭かった
古いラジオのプリント基板を裏返しボリュームのはんだにコテを当ててはんだが溶けたところでダスターではんだを吹き飛ばすとボリュームはきれいに取れる。
想像に反して端子がいっぱい出ているが2番と3番の端子に配線をはんだ付けした。ちなみに1番と2番だと抵抗の出方が逆だった。まぁどっちでもイイんだけどね。
で、外した抵抗値の抵抗をテスターで測定してみると最も抵抗が少ないところで1.3Ω。逆に抵抗を大きくすると・・・・・・全く必要が無いほど抵抗値が大きい・・・・・
5番カプラで820Ω程度のようなのでこのボリュームの場合実際に使える範囲は1/4回転くらい・・・・・だな。まぁ元々の作業の趣旨が
若干の抵抗値でアイドリング回転が一定になるか?
だから影響は無い。頻繁に触るものではないから。
エンジンかけてみた
エンジンをかけてアイドリングの状態でツマミを動かしてみましたがほぼ変わらず。そこでアクセルワイヤーを使って1500回転くらいにしてツマミを回してみると・・・・・うん変わります。ほんのチョッとだけど。
ただチョッと気になったのは一番抵抗値の無い状態だとエンジン始動してから10秒後くらいに微妙にエンジン回転が落ちるようです(かなり気をつけてないとわからない程度ですが)
そこで少~しずつツマミを戻してみると回転が上がるポイントがあります。その位置で一旦エンジンを切り再始動してみるとそのポイントではエンジン回転は下がらないようです。
なんだろう。でもツマミを目一杯回していてもその後エンジン回転の上がり下がりは無いので“良し”とします。
走行してみた
やっぱりイイですね。このカプラの抵抗値で変わるのはたぶん“最大噴射量”だと思うんですが、ノーマルとの違いは高回転時が顕著です。
回転数が高いとトルク不足な感じがするものですが今はグイグイ車体を引っ張っていくような感じです。まぁ中低速の普段乗りではあまり感じないかもしれませんが
フル加速や追い抜き、高速走行の時はいつもより“馬力”を感じるでしょう。
簡単安全にできるチューンですのでオススメです。