所用を済ましエンジンをかけて発進後「おッそうだ、エアコンを・・・・」と走り出しながらリアエアコンのスイッチをONにした途端ボンネット付近から“カチッ”と音がしたと思いきや急に吹け上がりが緩慢に!
嫌な予感はしたが後続車もいるのでアクセルを更に踏み込んでも加速は改善せずマフラーからはほぼ見たことの無いような“黒煙”がモクモクッ!
あぁ~~~~~ついに逝ったか。さよならスペースギア。いいクルマだったねPD8Wwwwwwぅ・・・・(泣)
再始動後まるで何も無かったかのように・・・?
走行を諦めて路肩に停車。メーターパネルには“エンジン警告灯”が見事に点灯!
試しに一旦エンジンをストップ!そして再始動してみた。すると・・・・あれ!?普通にかかる。アクセルを煽ってみても普通に吹ける。エンジン警告灯は消灯している。
走り出しても普通だ。その後同様の症状も無く警告灯の点灯も無い。
しかし今後このような症状が頻発するようだと怖いのでその日のうちにDへ行き診断機をかけてもらうことに。
スロットルソレノイド?
担当整備士がメモの走り書きを持って説明に来た。今回のエンジンチェックランプの原因は3つ。
- ブーストセンサ
- フンシャリョウホセイ
- スロットルソレノイド
後期4M40にはボンネットから見た時にヘッドカバー左に流入空気量を調整するガソリンエンジンでいうところのアクセルボディのようなものがある。それが“スロットルソレノイド”ということらしい。
一つの仮説を立ててみれば、走り出しても
- スロットルソレノイドが開かなかった
- でもそれなりにブーストはかかるから燃料は供給されたがスロットル開度のわりにブースト圧は上がらず
- 流入空気不足のままエンジン回転も上がらないのにアクセルを踏まれ噴射量補正ができずにエラー
という流れのようだ。つまり原因はスロットルソレノイドが開かなかったという事と思われる。
一応その整備士の方がスロットルソレノイドを点検してくれたようだが案の定問題なし。
各種見積を貰ってDを後にしました。
同様の症状は以前も
考えてみると以前に同様の症状があった。1~2回くらい。
30万キロで3回だとすれば10万キロに1回の割合で起きるコンピューターのバグのようなものなのかもしれませんね。
もちろんその後似たような症状は一切無いです。
古いクルマなんだが
もう18年落ち、後期に切り替わってからは20年も経過しているクルマだが想像以上に
“電気の目”
が張り巡らせられているもんだ!ちなみにABS警告灯の場合
- センサー断線
- ハーネス断線
- ステアリングセンサー異常
- ブレーキランプ切れ
- LED装着による電流異常
- ハブベアリングのガタ
- センサーやプレートのゴミ
などでも点灯するそうです。
しかし今回のようなトラブルの場合いくら診断機を使ってもヒントは提供されるけど
ホントのところは想像するしかない
今回だってスロットルソレノイドが開かなかった可能性があることはわかったけど、もし仮説通りだとしても
なぜ開かなかったんだろう
- アクチュエータの不調?
- バキュームの低下?
謎は深まるばかり。