20万キロ超えるとだんだん出てくるサイドステップ(オートステップ)のトラブルはマトモに動いているうちに一旦降ろしてグリースアップを施しておくと以降リンクトラブルに遭う事はないでしょうね。
20万キロ越えなら必須のメンテ
後期スペースギアの象徴的な装備のオートステップですがやっぱり手放しで永遠に動作するものではありません。適時にメンテナンスが必要になります。
特に冬季に動きが悪くなるようなら問答無用で行ってください。
ユニットを下ろす
コネクタ2個とボルトナット5本外せばユニットは簡単に外すことができます。ステップをはね出した状態の方が作業がやりやすいかも。結構重いので注意です。
リンクのゴムキャップと17mmのボルトを外します。ボルトはかなり硬く締め付けられているのでエアーインパクトがあればラクですね。無ければメガネ+ハンマーです。
リンクを挟み込んでいる鉄板を取って下の台座からリンクをズラしてやればリンクの中身は指で軽く押しただけでスッと抜けてきます。
今回はリンク内の溝にまだグリースが残っていたので簡単に抜け落ちてきましたが、コレが錆付いていると大変なことになります。早めのメンテをオススメする理由は正にココなんですねぇ。
僕のステップのリンクは20万キロ超えるまでノーメンテナンスだったため半分錆付いてしまい、初めてステップをバラした時はなかなかカラーが抜けなくて死ぬほど苦労しました。
リンクのシリンダーやカラー内をしっかり清掃してシリコングリースでグリースアップし、カラー内の溝にもしっかりグリースを入れ込みます。そうすることでリンクが長期間潤滑されます。
今度は逆の手順で組み付けてやります。17mmのボルトは外す時のチカラと同等以上のチカラでしっかり締め付けてください。
オートサイドステップの故障は2つだけ
オートステップが経年劣化で悪くなってくるのは大体このリンクとユニット内部のストップセンサーだけ。
ステップが張り出し、または収納時に”ピー”っとアラーム音が鳴るようであればセンサー。単純に動きが悪いようであればリンク。
リンクに油を吹けば一時的に良くなる場合もありますがいずれにしろ今回のような作業は必要になってくるでしょうね。
ストップセンサーなどのオートステップの細かい部品は三菱では供給していないので壊れたら自作するかメーカーと品番を確認して探すしか無いかな。
まぁたぶんあると思うけど。
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