デリカスペースギアってどうなの?

デリカスペースギアD:4後期ディーゼルターボってどんな車?

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デリカスペースギアはパジェロやランクルのような走行性能を有する「クロカン系ミニバン」です。

デリカスペースギアD:4ディーゼルターボは大雑把に平成6年~平成9年くらいまで販売された【前期型】と平成9年から平成13年くらいまで販売された【後期型】とがあります。

外観上はフロントグリルの変更とテールランプの間に【DELICA】のロゴが入ったくらいですが、エンジンとミッションは前期型が機械式噴射ポンプにロックアップ機構のATに対し、後期型は電子制御式噴射ポンプと電子制御式ミッションに変更されています。

それに伴いエンジンの出力も前期型が125馬力だったのに対し後期型は140馬力へアップしています。

EGRや加給圧も電子制御になったようです。あとキーレスのリモコンキーが一体型になってる。

外見上最も大きく変わったのはスライドドア下の乗降ステップでしょう。スライドドアを開けるとステップが飛び出してくる!

これが一番感動したなぁ

前期型と後期型。買うならどっち?

前期型はその独創的なデザインとコンセプトがウケて爆発的に売れましたが、その後エンジンなどの不具合や故障が頻発してユーザーが一気に離れていきましたね。

その後出た後期型は、前期型の不具合や脆弱な部分を改良して出したようですが、その後三菱自動車による“リコール隠し事件”などの影響もあり

一度失った信用を取り戻すには至ってないでしょう。

今でも中古市場で見かけるのは前期型が多く後期型は個体数が少なく、あまり見かけることはありません。

前期型のスペースギアDTで最も大きな不安要因はエンストと始動不良です。

エンジンに元々欠陥を抱えている可能性が大ですので、ひとたびグズり出すと結構な外科手術が必要となります。

噴射ポンプの着脱が必要になりますし、更に噴射ポンプも交換するとなると、15万円くらいかかるのではないでしょうか。

ですから、今から中古のデリカスペースギアディーゼルターボの購入を検討しているのであれば、できるだけ後期型をオススメします。

前期型と後期型の違いインプレ

スペースギアとハイエース比較

4M40と1KZはスペック的にほぼ互角のエンジンですので、僕の独断と偏見による比較をさせていただきました。今からこんな古い車をわざわざ買って乗ろうとする人の参考になるかな?

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