スライドドアを開けてオートステップが張り出した後に”ピー”っというアラーム音が鳴るようになった。メーターパネルを見ると”半ドア警告灯”が点滅している。
何らかのトラブルが起きていることは明白!
オートステップには張り出しと格納を検知するセンサーがユニット内部にある。恐らくはこの辺のトラブルだろうと思った。
が、早春のまだまだ寒い時期であり雨天続きということもあってなかなか腰が上がらず、オートステップのモーターの電源も車体側のセーフティ回路でもあるのだろうか?自動的に電源は切れるので実用的には何の支障もないことからおざなりになっていたが、最近ようやくヤル気が出てきたのでオートステップを降ろしてみた。
原因はやはりセンサースイッチ
以前オートステップのリンクを修理していることもあって今回はオートステップを降ろすのは簡単に感じた。体が入るくらいジャッキアップしてコネクタ2個外してボルト3本ナット2個外せばオートステップユニットは外れる。
ユニット上部を覆うカバーを外せばユニット内部が見える。で、先ずは目視。
するとやっぱりセンサースイッチの金具が左右対称ではないのに気
が付いた。試しにユニット株に突き出ている21mmのボルト(手動格納用ボルト)を回して張り出してみたり格納してみたりするとやっぱりセンサースイッチの金具が曲がっているせいでセンサースイッチを押せないでいるようだ。
「金具の曲げを戻してやればイケるか?」
とも思ったが曲がった原因が判らないとしょうがないので40代で既に進んでいる老眼を凝らしてみてみると・・・・
金具が折れとる・・・・
この折れ方はおそらく金属疲労だろうなぁ
まぁ20万キロ以上も使ってこうなるのは仕方が無い。
そこで取り置きしている他車のオートステップからセンサーを外して交換しました。このオートステップ、一度トラブルとユニット内部の部品は出なくて、三菱にいくと
「アッセンブリ交換です」
と、キッパリ言われます(悲)で、今回外した部品はもしかしたら汎用部品かもしれないので、部品に刻まれている部品番号らしきもので検索をかければ何か出てくるかもしれません。
このように一旦トラブルとめんどくさいので使わない時はオートステップを
OFFにしてます(笑)
いずれにしても後期スペースギアの誇るべき装備の一つの”オートステップ”だが、20万キロを超えてくると故障が出るようです。
故障のしかたによっては修理は可能ですが、ユニットは重いし降ろすのがめんどくさいので、今では同乗者がいない時はステップのスイッチを”OFF”にして消耗を防いでいます(笑)
リンクにしろセンサーにしろ使わなければそれほど消耗するものでも無いですからねぇ
中古品買っとけッ!
今回たまたま中古のオートステップユニットを持っていたので助かりましたがオートステップはひとたび壊れると“アッセンブリ交換!”って言われるので、後期スペギアと長いお付き合いを希望される方には中古品を入手しておくことをおすすめします。故障のたびに部品探すよりずっといいんで。
ちなみに今検索したらありましたッ!(2018.4.6現在)
買うなら早い方がいいです。年々タマ数無くなっていくと思うんで。
今まで壊れたのは
- 張り出しセンサー
- リンクのグリース切れ
今は“センサー”だけあればいいんですけどねぇ
どっかにセンサー落ちてないかなぁ・・・・