最近のように朝方急に冷え込むようになるとなぜか?フロンガラスが思いっきり曇っちゃって・・・・・
エアコンをONにして風向きをデフロスター(フロントガラス)にしてもなかなか曇りが取れなくてなかなか走り出せない!なんてこと・・・・ありますよね。
どうやら曇りの原因は“車内の湿度”と関係あるようです。
天気予報を見ればわかる
コレはヤフーの天気予報ですが、赤丸したところを見れば特異な状況がハッキリとわかります。
深夜と日中の湿度の落差が激しいんですね!日中の湿度に比べて深夜早朝の湿度が60%ほども上がってます!
コレでは窓も曇って当然です。で、エンジン始動後フロントガラスの曇りを解消しようとしてデフロスターのスイッチを押すと三菱車の場合
ジャスパーの、しかも夏の画像で恐縮ですが自動的に“外気導入”になりエアコンのスイッチがONになります。
この一見気の利いたシステムが仇になって、なかなか曇りが取れないんだと思うんです。何しろわざわざ“湿度94%の外気を車内に引き入れるんですからね。
ではどうする?
気温の高い夏場と違って深夜早朝の湿度が異様に高い今の時期は“内気循環”でエアコンをONにするのがイイと思います。
前日の夕方に帰宅したときは車内の湿度はそれほど高くないはず。ならば湿度の高い外気よりも湿度の低い車内の空気をフロントガラスにあてた方が曇りは消えるはずです。
実際にそうしてみたら僕は2~3分程度でスタートできるようになりました。
できればアフターグローが終了する程度(5分くらい?)暖機したいんですが、あいにく近隣に住宅が多くあるので毎日長々と暖機できないんですよね。
ちなみに帰宅して駐車場に駐車する時にエアコンを“内気循環”にしておくと車内を外気から遮断できるので、より効果的になります。
エアコンが効かない?
梅雨時なんかだとフロントガラスが曇った時にエアコンのスイッチをONにするとたちどころに曇りが消えるのですが霜の降りそうな今の時期はあまり効果が期待できません。
あまりコンプレッサーが動かないから。
“気温”と関係あると思うんですが、寒くなってくるとエアコンのスイッチをONにしても意外にコンプレッサーは稼動しませんよね。ま、でもほんの少しの動作でもちゃんと曇りが取れるのでOKなんですが、人によっては
もったいないから動かさない方が良くね?
って言う方もいるかもしれません。でも僕はよほど空気が乾燥でもしていない限り冬季もエアコンのコンプレッサーを動かした方がいいと思うんです。
なぜなら長い“停止状態”は故障につながるから。
知人から聞いた話なんですが、苦労の末ようやく自分の工務店を持った男性が生まれて初めて新車(セルシオ)を購入したそうです。でもそこで自分を戒めるために、エアコンは使わずに夏は窓を開けて3年ほど運転していたようです。
でもある猛暑の年にどうしてもガマンできなくなりエアコンのスイッチをONにしたそうですが冷房にならなかったそうです。
修理工場で点検を受けたらコンプレッサーがダメになっていたそうです。原因は“永く使用していなかったから”
なので1年中エアコンのスイッチはONのままで大丈夫ではないか思います。スイッチがONだからといっていつも動いているわけではありませんからね。
油もまわるしその方がエアコンシステムにとっても良さそうですしね。
フロントガラスの曇りは取れたが
普段からエアコンのスイッチONで吸入空気の選択を“内気循環”にしておくことで朝のフロントガラスの曇りは止まりスグにスタートできるようになった!
しかし今度は・・・・・寒い・・・ですよね。
そういう方に電気で暖かくなるホットシートをオススメします。僕も使ってます。なかなかエンジンが暖まらないのでヒーターはなかなか効きませんが、コレはスグに暖かくなるので車内の寒さやハンドルの冷たさがあまり気になりません。
冬は“必須”かな?
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