安全運転でも車両保険には入る
私たちはこのデリカ・スペースギアちゃんを本当に大切に乗っています。このキモチはデリカ乗りでなければわからないでしょう。
デリカスペースギアを愛するがゆえ、大切に思うがゆえ自然と運転技術や安全運転に対する意識もかなり向上していると思います。
それゆえ万が一の事が無いように走行中も停車中も安全確認に余念がありません。
- 先行車の車内
- 後続車のドライバーや同乗者の顔
- 側方向のクルマと同乗者
- ドアミラーやバックミラー
- 対向車の有無と確認
- 先行車のウィンカーやハザードにブレーキと速度の変化
- 歩行者用の信号機の点滅とコーナーミラー
- 早めのヘッドライト点灯とハイビームの使用
- 右折は右に寄って後続車が流れるように停車
視界に入ってくるありとあらゆるものを確認しながら相手にどんな行動を促しどんな行動をとるべきなのか?
常に考えながら走行しています。なぜこんなにも注意深くなるのかというと、事故を起こさないようにというのはもちろんですが、もっと大きな理由は
事故をもらわないようにするためなんです。
車社会は当分の間乱れる
自分の運転技術にどんなに自信があっても、相手の間違いを阻止するのは100%不可能です。その間違いの原因は標識のデザインでも道路の形状でも自動車の構造でもなく、
ドライバーの老化です。
歳を取ってアクセルとブレーキを踏み間違えたり対向車線を逆走したり、信号の色を認知できずに信号無視をしてしまったりして悲惨な交通事故が増えています。主な原因はインフラではなくドライバー。
そういった事故は今後益々増えるでしょう。断言できます。何しろ人口分布で行くと我々50代のドライバーが最も多いから!
スペースギアは盗まれる
やっぱり僕的に事故で一番困るのは自損事故です。相手がいないんで修理代を請求できない。こういう時は車両保険欲しいです。
あと“盗まれた時”ですね。盗まれるって言うと有名なのはランクルやハイエースですが、“三菱”だからと言って盗まれないわけではありません。
古いパジェロやデリカは未だに外国人のバイヤーが喜んで取引している車種です。特にディーゼルエンジンなんか喉から手が出るほどに欲しがっています。
コレ、解体屋情報なんで意外と誰も知らないと思いますが、世の中に古いディーゼルエンジンの中古車が一斉に無くなったのは外国人のバイヤーが全部外国に売り払ったからなんです。
そのまま日本から輸出するとそれは自動車ですから関税がかかりますが、キャビンを外したり半分に切ったりするとソレは
産業廃棄物
なので関税がかからないんだそうです。だから日本からジャンジャン輸出しても自動車が輸出されたことにはならないし自動車が輸出されていることに誰も気がつかない。おまけに外人儲かる。
もし、あなたのパジェロちゃんやデリカちゃんが盗まれて、その日のうちに半分にぶった切られて、コンテナ突っ込まれて、千葉かどっかの港に運ばれちゃったら・・・って考えたこと、無いでしょ?
そういうコト、意外とあるんです。ヤバいんですよ。デリカやパジェロって。昔アホみたいに売れたのってダテじゃないんですよねぇ。日本じゃ需要無いけど海外じゃメチャクチャ需要あるんですよ。
車両保険入っとこうね
まぁ自損事故や盗まれた時のために車両保険に入っときましょう。保険会社や保険商品にもよりますけど最近は旧車でも入れて、盗難でも給付金がいただけるようです。
古いクルマで車両保険に入れる保険会社、昔はあまり無かったです。10年落ちの車はただのスクラップって感じで。わざわざこっちが「車両保険に入りたい」って言ってあげてるのに
「・・・・・」
って感じでした。昔は僕の入ってた農〇の保険がよかったです。他社よりも多少高かったですが、14年落ちのサーフでも140万円くらい入れたなぁ。もちろんその後スペースギアも入りましたよ。
他社だと車両保険入りたいって言っても「いやぁ~ちょっとぉ~・・・」って感じでした。
昔は車両保険ってクルマの資産価値でしか見てくれなかったんですね。現代はユーザーにとっての価値も考慮してくれるのでしょう。
いい時代になったものです。
長く乗るなら
このクルマに長く乗るために必要なものが最近2つ見えてきました。一つは車両保険。それともう一つが
レーダー探知機
前回も触れましたが、移動式オービスを手に入れて罰金に関する条項を改正したら警察は総力を挙げて取り締まりに来ます。何のために?カネのためです。
移動式オービス一式一千万円。4台で4千万円!
今まで見逃していた青キップクラスをバンバン検挙しに来ます。それも時速30km/h制限の道路で!
どうです?耐えられます?時速30km/hの道路を30km/hで走るんですよ。これからはあたり前の事をあたり前に行っていかなくてはいけません。
「そんなコトないでしょ」って思ってますか?
ちなみにこれまで“ねずみ取り”は、違反車両を停車させる必要があったので、それなりに大きな道で、停車させるスペースのある場所でしか行えませんでした。しかし
移動式オービスは固定式オービスと同様に写真を撮ってもその場で停車を求めずに後日自動車の持ち主に出頭命令を出すようですので、狭い道でも取締りを行う可能性大なんです。
今までは「警察があるから俺たちは安心して暮らせる」っと考えていましたが、これからは警察に対してホンの少しですが警戒心を忘れないようにする必要があるかもしれませんね。
僕はレーダー探知機に関してはどっちでもいい派でしたが、今は
“必須派”になりました。