明るいのはHID
明るいのは圧倒的にHIDです。
正面から見た感じだとLEDも同じくらい眩しいんですが
運転席から路面を見た感じでは全然HIDの方が明るいと思います。
HIDとLEDどっちがいいですか?
ハロゲンライトからの切り替え
という条件なら僕は絶対にHIDを選びます。
なぜなら社外LEDはグレアが多すぎて周囲の車にとっては本当にはた迷惑な照明だと思うから。
なぜLEDはグレアが多いのか?
構造上仕方がないのでしょうけどLEDバルブの発光の仕方だとハロゲンバルブ用のマルチリフレクター式ヘッドライトでは
っという事なんでしょう。私が以前格闘した中華製HIDは純正のハロゲンバルブの発光するフィラメント部と発光点がほんの少し違うだけで大変なグレアが出るものでした。
結局H4バルブと交換式の社外LEDがマルチリフレクター式のヘッドライトできれいに光軸を出すのは無理だと思います。
LEDのケルビン数とルーメンと長さに注意!
LEDの場合色温度を示すケルビン(k)がHIDとチョイ違うようでHIDで4000kの白色光をちょうどいいと思っている方ならLEDでは6000kを選ぶとちょうどいいそうです。
ですから青色を出すならそれ以上のケルビン数をチョイスしなければいけませんね。
あと路面を照らし出す明るさの物差しとしてルーメン(lm)がありますがこれは最低でも5000lm以上の照度が無いと、特にHIDからの乗り換え組はきっと後悔すると思います。
あとHIDの時も言いましたが口金からシェードまで49mmなんで、それ以下じゃないと後期スペースギアの場合ロービームに入りません。
車検を考えると・・・やっぱLEDかな
一般に明るい順にHID→LED&ハロゲンとなっています。数年前まではあまり良いLEDが無かったので圧倒的にHIDが多かったんですが最近はあの頃と少し車検の規則が変ってきて
- HIDのイグナイダーやバラストをシッカリと固定
- 光軸がハイビームではなくロービームで測定する事になった
- そのせいで左側を照らすカットオフやエルボー点まで見られるようになった(このページで説明してます)
以前は明る過ぎる中華HIDのバーナーに遮光管を装着して使ったりしていましたがそうするとカットオフが出ないので現在では車検が通らなくなってますし
イグナイダーは僕も車検屋さんにバッテリーやエアクリーナー部にガッチリ固定してくれていました。でも
時々バッテリーやエアクリーナーを外す僕にとってはあまり嬉しくないんですよねぇ(苦笑
その点LEDだとイグナイダーやバラストなんて無いんで、後はHID並みに明るいLEDがあればいいなぁって思います。
グレア光や車検を気にするなら
今のLEDの光の散りようを見る限りでは、社外バルブを取り付けるのなら国産HIDがいいのかなって思います。ま、あくまで個人的な考えですが。
実際僕は中華HIDから完全に卒業できましたしね。
LEDって発光している様がかっこいいんですが、目に刺さるようなグレアが多いし傍目に見えるほど明るくないし
欠点が多分に見えてしまいます。
時代はLEDか
以前HIDと同じようなスペック(値は忘れました^^;)のLEDのクルマで地面の照らし合いをした時に、HIDの光と比べるとLEDの光が・・・
だいぶ薄いように感じました。
光の単位はルーメン(光源)、カンデラ(光束)、ルクス(照らされた場所の明るさ。kケルビンは色温度なので割愛)とありますが、あの時はルーメン(光源)が同じでもルクス(照らされている場所の明るさ)がLEDの場合低かったんでしょう。
LEDメーカーがルクスで性能表示をしないのは、同じLEDでも車種(灯具)によってルクスが変ってしまうので個体差がハッキリするルーメンで表示しているんでしょうね。
昔はHIDとルーメン数は同じでもルクスが低かった・・・でも今はルーメン値(光源の明るさ)の向上によってルクス(路面の明るさ)もだいぶ上がってきたようです。
実際「HID並みです」というレビューを得ているLEDのルーメン数はとっくにHIDの値を超えていますからね。そのくらいのルーメン数でやっとHID並みの明るさになってきたというコトなんでしょうね。
それほどの明るさを得られるのであれば、最近は車検の光軸や灯具に関する決まり事も色々と出てきて面倒ですし
- 車検
- ルクス的性能の向上
- グレア光による対向車への影響
- HIDバーナーによる自車リフレクターへの熱害
これらの事を考えると今もハロゲンバルブを使っている方にはそろそろLEDもイイかもしれませんね。