遮光管をH7で使用するには加工の必要があったので加工してみた。
遮光管はそのまま使えない
以前は届いた遮光管をそのまま装着して使用したが、なぜかやっぱりパッシングをもらう。
ヘッドライトを点灯して車を降り、歩いてクルマの前方50m位のところで自分の車を見ると、やっぱりかなり眩しい。かなりのグレア光が出ている様子。
そこで少し遮光の原理を考えて、遮光管を加工してみることにした。
なぜグレア光は出るのか?
マルチリフレクター式(反射式)ヘッドライトは後ろの反射板に光を反射させて前方を照らします。ではロービームの時は反射板のドコに光を当てているのか?それは反射板の上半分。
そこで遮光管の切り口を上に向けて装着したが、下方向への光以外にも真正面や上方向への光もあるから問題なのだ!ではなぜ正面や上方向への光が出るのか?それは・・・
反射板の真ん中付近に光が漏れ出ているから
バーナーの根元までキッチリ遮光管を差し入れるのはもちろんだが、発光体から発せられる光が反射板の真ん中付近に当たらないようにしなければならないが、それには遮光管の開口部を発光体ギリギリまでもってくるする必要があると思いました。
パイプカッターで遮光管を切る
届いた遮光管をバーナーに仮に挿入してみると
片側4コマあるうちの2コマカットして、カットした物を根元に挿入して残りを入れればちょうど切り欠き部分が発光体ギリギリに来ることが判明!しかしここで問題が・・・それは・・・・
どうやってカットするか?
以前金ノコで加工しようとして失敗した。切っても切り口が汚すぎてヤスリで修正しきれないのだ!
そこで今回はホームセンターで購入した【パイプカッター】を使用してみることに!
お値段も手ごろで¥480くらいだった。早速2コマ目に合わせてパイプカッターの刃を締め付けながら遮光管を回して少しずつ慎重に切る。遮光管はアルミ製なので思いのほか簡単に切れた。切り口も意外にキレイだ。
遮光バーナーが完成したら必ず空焚き
遮光管をカットできればパーツは完成!あとはバーナーに組み付けるだけ。
バーナー根元に入れる小さい方から入れ次に発光点の切欠きのある方を入れて、切り欠き部分がちゃんと発光点ギリギリにきているか確認したら、ステンレス製の緩み止めを入れて遮光管の切欠きの方向を合わせてイモネジで遮光管を固定して緩み止めもネジで固定して完成。
ヘッドライトに入れる前に必ず空焚きします。何しろ手でベタベタ触りまくってますからね。
空焚きした時よく見るとバヤ~ンっと煙が出てます!もし空焚きしないでヘッドライトに装着しちゃうとその煙がヘッドライト中にこもって、反射板やガラスを曇らせてしまいます。
空焚きのあとはスグバーナーに触らないように!メチャメチャ熱くなっていますよ。
バーナー装着したら完全復旧する前に遮光管調整
出来上がったバーナーをヘッドライトに挿入したら口金でバーナーの台座を固定しただけでとりあえず光軸調整します。理由は遮光管の向きに不備があるかもしれないからスグに取り外せるようにしておくってことです。
左右とも真一文字だったらいいのですが、もし傾いていたらイヤですからね。点灯してみて真一文字になっているなら完全復旧してもいいでしょう。光軸調整は完全復旧してからでもできますので。
ちなみに遮光管のネジは結構強く締め付けても意外に大丈夫でした。バーナーが割れるんじゃないかと心配していましたが、結構強いもんですね。
遮光管は走行中に動くこともある
残念なことですが・・・遮光管装着から数日経ってからライトの光軸がおかしくなってきたのでよく見たら遮光管が動いていました・・・
しっかり装着したつもりでしたが、熱でアルミの張力がなくなるようです。現在はアルミ製の遮光管の根元にステンレス製の緩み止めを付けているので動かなくなりましたが
遮光管装着後は時々調整の必要があるものと考えて、ヘッドライトの回りに余計な物を付けない方がいいと思います。
暗くなったら光軸調整しよう
真っ暗にならないと光軸はハッキリ解りませんからね。車検と違って自分的に満足いく光軸にしたいですから。
基本的には30mくらい手前を照らすような感じになります。光軸の上げ過ぎには注意しましょう。
光軸を上下に動かすのはヘッドライト裏側に上に向って伸びているスクリューを回すことで調整できます。工具は+ドライバーか10mmのソケットドライバーがあれば簡単に回すことができます。
時計回りに回すと上に、反時計回りだと下に光軸を向けることができます。
で、実は左右の調整もできるようになっています。
赤丸の穴の先に丸いギアのような物がありますが、
ここに+ドライバーを噛ませて回すと左右に動きます。
まぁ普通は調整することなどはありませんけどね。
暗くなってもやっぱりHIDはイイ!
遮光管装着前と比べると明るさは半減ですが、それでもハロゲン球と比べると明るさは段違いです。
最も違いを感じるのは雨の日の濡れたアスファルト!
ちゃんと道路が見えるんですよねェ。ただロービームの明るさからするとハイビームが暗く感じるので、現在はハイビームもHID化しちゃいました。
遮光なんてしませんからものすごく明るいですよ!
対向車からのパッシングも全く無くなりました。やっぱり遮光が上手くいったんでしょうね。遮光管も落ち着いたのか動かなくなりました。
今のところこの遮光管って某オークションサイトでしか売っていないようですが・・・なぜなんでしょうか?需要がない?
スペースギアのようなマルチリフレクタータイプのヘッドライトに社外HIDを装着しようと思えば必需品だと思うんですけどねェ。まぁそのクルマの遮光版にもよるのかなぁ。もしこの遮光管が無かったらどうやって遮光すればいいんだろう・・・・耐熱ペンキで遮光か?でもなぁもしペンキが熱に負けて剥がれてきたら悲惨だもんなぁ
やっぱり思いっきりHID使うならプロジェクターヘッドライトかね。
今年辺りこのクルマ、オールペンしようかなって思っているから、その時にフロントグリルのマイナーチェンジもアリだな。